こんばんは!あきっと獣医です!
3週間くらい前に山で採ってきたヨモギが、庭の菜園に順調に根付いて、喜んでます♪♪今年はまだお料理とか無理だろうけど、来年からこれで何つくろうかな〜。ワクワクしてます!
ヨモギは食べてよし、足湯やお風呂に入れてもよし、そして、手作りもぐさにして温灸してもよし!
とてもありがたい植物ですね^^
おっと、タイムリーにも?
ぺんたんさんが、ヨモギを楽しむ方法について書いていらっしゃいます!!
ぜひぜひ、お読みになってくださいね^^
さて、暦の上では立夏が過ぎ、これからどんどん暑くなります。そしてやってくる梅雨、夏に向けて、養生していきたいところですね。
今から夏にかけての旬の食材には、体にこもった余分な熱を冷ましたり、水分を調整してくれたり、胃腸の調子を整えてくれるものが多いので、積極的にとっていきましょう。
何をどう食べたらいいのかな?と迷った方は、こちらを参考にされてみてください!
ぺんたんさんのレシピは、美味しくって、愛情たっぷりですよ~^^
今回の記事は、中医学(東洋医学)ではなく、西洋医学の視点で解説した内容となります。
というのも、この数年、私がずっと悩んでいた身体の不調のことをお話するわけですが、西洋医学の病院ではっきりと診断され、今治療中なので、西洋医学のエッセンスが強いのです。
10年くらい前は患者はわずかと言われていたのが、ここ最近急増していて、しかも症状が多様なので他の疾患(とくに精神疾患)と誤診されていたり、気にしすぎだと追い返されてしまうケースも多く、まだまだ隠れ患者がいる、と先生がおっしゃっていました。
もしかして、過去の私のように悩んでいらっしゃる方がいるかもしれないと、また、危険な生活をしている方がいれば、なるべくそれを避けていただきたいと思い、少しでもお役に立つことができればと思い書かせていただきます。(長いので2部に分けていきます。)
タイトルにあるように、
- 甘い物や炭水化物が大好きで、ついつい食べ過ぎてしまう。
- 食後にすごく眠くなる。
- 仕事や生活が忙しくて、食事と食事の間隔がとても長く空いてしまう。その空腹状態の後、炭水化物系の食事をドカ食いしてしまう。
- ストレスを食べることで解消している。
という人は、いませんか?
これ、実は非常に危険なんです。
仕事や生活が忙しすぎて、つい昼食が食べられないままに、夜まで働き続けてしまうとか、本当はちゃんと食べないといけない昼食や朝食を甘いお菓子でやり過ごしてしまうとか、お腹が空いてるからとかストレス溜まってるからとつい食べ過ぎてしまうとか…
こんな生活を続けていると、じわじわと身体をむしばんでいくことになります。
もちろん、体質もありますから、全員がなるとは限らないのですが。
そして怖いことにこの病気は、「今」、とても健康的な規則正しい生活をしていても、「過去に」このような経験があると、"いつでもなりうる"のだそうです。
私の病気の診断名は・・・
反応性(機能性)低血糖症
起立性低血圧症
これです。
耳にされたことがありますか?
私は、他の人に言われるまで全く知りませんでした。また、症状がそこまで、生活できないほどまでではなかったので、だるい、辛い、と思いながらも、病院へ行くほどではない、と、自己ケアに100%頼ってしまっていました。
第二子不妊で今も漢方相談でお世話になっている先生がいらっしゃるのですが、その方と食事や生活について色々とお話している間に、「あなた、低血圧で低血糖症じゃない?」という話になりました。
私の症状というのは、こうでした。
- 非常に疲れ易い。特に夕方。仕事から帰ってくると、極度の疲労感に襲われ、起きていられない。(1時間くらい横になってからでないと夕飯の支度ができない)
- 昼お腹がすいてきた頃に、手が震える。
- 食後とても眠くなる。だるくなる。
- 夜早く眠くなり寝つきは良いが、夜中に何度も夢を見たり目が覚める(不眠)。
- ろれつが回らない時がある。
- 立ち仕事がきつい。1時間半くらい立っていると疲れて立っていられなくなる。
自分で気づいていたのはこれくらいでした。
そして病院に通い出して話を聞いて思い当たる節があるな、と思ったのは、
- 寒がり(冷え性)なのに、暑がりである
- ちょっと動くと大量に汗をかく
- やたらと甘いものを食べたくなる
- もの忘れが多くなった
- 階段を上がると動悸がする、めまいがする
- 偏頭痛がきつい
- 人工の光(とくにブルーライト)がすごく眩しく感じる
こんな具合です。
思い当たる方いらっしゃいますか?要注意ですよ。
反応性(機能性)低血糖症がどんな病気かというと、簡単に言えば、
「膵臓が弱り、インスリンを正しいタイミングで適量出せなくなり、血糖スパイクができる(つまり一時的に高血糖)結果、インスリンが出過ぎて、血糖値が必要以上に下がってしまう」病態です。
病気の詳しい説明は、こちらで丁寧に書いていらっしゃるので、参考にしてみて下さい。
反応性(機能性)低血糖症についてはこちら→
【医師監修】機能性低血糖症になってしまう原因は? 各症状と治療法について (アタナハクリニック公式ブログ)www.atanaha-clinic.com
起立性低血圧についてはこちら→
反応性低血糖症のポイントは、「本来必要な栄養素であるグルコース(糖分)が、必要な細胞に取り込まれない。細胞がエネルギー不足になる。」ということです。
とくに、グルコースを常に沢山必要とする臓器・・・頭(脳)、心臓、筋肉、は、グルコースが不足すると障害を起こしやすいので、それらの臓器に症状が出やすいのです。
つまり、私の場合、脳→物忘れ、ろれつが回らない、となり、心臓→収縮力が弱まり低血圧になる、筋肉→力が入りにくい、疲れやすい、ふるえる、となったわけです。
他の方の症状をあげていくと、脳→イライラ、パニック障害、躁鬱など。心臓→心不全。筋肉→痛み(筋繊維痛症)、など、人によって本当に多様性があるようです。
原因も様々ですが、よくあるのが、
- タイトルにあるような生活を長期間続けた
- 過去に激しいダイエットまたは過食の経験がある
- 精製糖(白砂糖や甘いお菓子)の摂りすぎ
- 過大なストレス
- 過去に激しいスポーツの経験がありさらに食事制限や反対にドカ食いをしていた
- 低体重出生児である(2500g未満)
などだそうです。
思い当たる方は要注意です。
過去の生活を振り返ってみたところ、アレやアレが原因だったかもしれないな~ということが、まぁ出てくる出てくる・・・(苦笑)
とここまでお話した所で・・・その2へ続きます。
次回はどこの科にかかればよいのか?改善法、治療法も一緒にお話しながら、食生活、生活習慣の大切さについて語らせていただきたいと思います!!どうぞお楽しみに~^^