あきっと獣医のおうちでほっこり中医学ブログ

中医学を勉強中の獣医師です。犬との生活、鍼治療、マッサージ、食養生、漢方治療、心の持ち方、家族との生活、自己の健康、引き寄せ、などについて綴ります。

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(治療編)ちぢみんの病態を考察せよ!!

こんにちは!あきっとです!

いつも訪問いただき、ありがとうございます^^

 

 

 

今年の桜、皆さんはご覧になりましたか~?^^

 


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私は家族でこじんまりお花見してきました。その時はまだ7、8分咲きという感じでしたが、桜はとっても魅力いっぱいで、綺麗でしたー♪

ピクニックシートを敷いて、その上でゴロリ、、、きもちー!!(笑)

これだけでもう大満足です~^^

 

 

前回は、ちぢみんの体質や病態について、自分の弁証したことを公開してみました!

 

 

 

今回は、どんな治療をやってみたのか?を綴ってみたいと思います^^

 

 

けっこう試行錯誤なところもあって、ブログに出すのはちょっとお恥ずかしいのですが、そんなお話の方が、読んでいただいてる方にも興味を持っていただけるかなー?と思ったので、思い切って書いちゃいたいと思います。

 

 

 

 

 

 

中医学でいうところの、弁証(診断)

痰湿」(たんしつ)

「血瘀」(けつお)

「脾腎陽虚」(ひじんようきょ)

 

 

に対して、治則(治療法)は、

化痰利湿」(かたんりしつ)

「活血化瘀」(かっけつかお)

「温補脾腎」(おんほひじん)

となります。

1対1対応させれば、ということですね。

 

 

 これらのうち、私は化痰利湿と活血化瘀を最も重視したので、漢方薬ははじめは「半夏厚朴湯」(はんげこうぼくとう)とイスクラさんのペット漢方薬サプリである「快元」(かいげん)を使いました。

それに温補脾腎を補う意味で、鍼治療を合わせました。取穴は命門と脾兪、腎兪を、補法で行いました。

鍼治療にはいつもマッサージと温灸をセットで施しています。これは全身に行います。

 

「半夏厚朴湯」は、理気剤としてよく使われるものですが、同時に化痰と利湿の効果があります。人ではよく「梅核気」と呼ばれる、のどになにか玉みたいなつかえができる症状の治療に多用される漢方薬です。梅核気は、気の巡りが悪くなってのどの辺りに津液がよどみ、湿が溜まり痰や湿熱となったものです。

 

イスクラさんの快元は、活血化瘀の働きのある生薬がいくつも配合されていて、血流を良くするのにとても効果のあるサプリです。血瘀体質や瘀血による痛みの軽減によく使われます。

 

 

そして、私は鍼を教わった時に、腫瘍には禁忌と言われていたのですが、本当にダメなのか?どうしても確かめたかったんですね。

 

 

で、《デキモノ》の近くのツボを使って、試しに鍼をやってみました^^;

4日おきくらいに2回やりました。

 

 

 

すると・・・

 

 

 

 

 

 

なんと、2週間もすると、《デキモノ》は大きくなってきたではありませんか!!!

写真を撮り忘れてしまったのでお見せできないのですが(汗)、

明らかに3倍くらいの大きさになっていました、、、。

 

 

 

 

ダメなんですね~やっぱり。

なんでだろう?

血流が良くなって、治りそうなものなのに。(すみません、素人みたいな発言)

 

 

 

というわけで、それからは、局所の鍼はやめて、上述の場所のみに、7日~10日に1回くらいのペースで鍼を行いました。

 

 

また、2週間ほど経った頃、なんとなく漢方薬が合っていない感じがして(とても火照ったんですね。身体全体が熱くてちょっとしんどそうに見えたのです。)、

 

 

「半夏白朮天麻湯」(はんげびゃくじゅつてんまとう)とイスクラさんの「寧心」(ねいしん)に変えてみました。

 

 

半夏白朮天麻湯は、もともと人ではメニエール病とか頭痛、めまいなどの症状によく使われるものですが、その原因として、脾が弱ることで湿が生まれ、めぐりの悪さから上焦に湿や痰、湿熱がこもってしまうので、上焦の湿や痰を解消しながら、補気健脾して湿の発生をおさえてあげるという漢方薬です。

 

 

寧心は、快元と構成成分が似ているのですが、活血化瘀だけでなく、補気養陰作用もあり、血瘀の状態で気虚もある状態に向いています。心臓病の子などによく使われます。

 

 

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中医学的な治療には、漢方薬鍼灸や按摩、薬膳、かっさ、吸玉、気功など、けっこう色々ありますね。

 

実は、これらのうち一つの手段だけで治療しようとするよりも、複数を組み合わせた方が効果が高いと言われています。

 

漢方薬などは、大抵、方剤といって、いくつかの生薬を組み合わせた形で完成されており、決まったパターンの証にあてはまるように作られています。

体の状態がぴったり当てはまるケースというのは、あるにはあるのですが、いつもそうとは限らないんですよね。それで、体の状態に合わせて漢方薬だけでなんとかしようとすると、何種類もの方剤を飲むことが必要になってしまいます。

何種類もの漢方薬を飲むと、中には拮抗するようなものも含まれてきて、効き目が悪くなってしまうこともありますし、飲ませること自体が大変です。

 

もちろん、生薬を独自に配合して、本当のオーダーメイドの方剤を作ることができれば文句なしなのですが、なかなかそこまでの知識を得るには時間と経験が膨大なものになり、私には難しいかな、、、と思ってしまいます。

 

 

そこで、私はやはりいくつかの手段を併用する、というスタンスを取っています。

ちぢみんの《デキモノ》の治療では、漢方薬、鍼治療に加えて、あと、食事も少し変えました。

 

 

うちでは、1日2食のうち1食は手作り食をあげています。

2匹いて、その2匹がまったく正反対の体質なので、1匹ずつに合わせてそれぞれに作るのは大変!!と、ついいつも二人とも同じものを食べさせてきたのですが、、、^^;

 

 

さすがにそれではまずいか、、と心改めました^^;

とは言っても、本当に簡単な変更だけです。白米を利水効果のある食薬であるはと麦に替えたり、もやしやはるさめ、小豆、わかめなどを混ぜたりしました。(食薬のはたらきについては、インターネットでも出ていると思いますのでぜひ調べてみてくださいね^^)

 

 

 

 

そんな3本立ての中医学的治療を続けた結果、、、。

 

 

 

 

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こんな感じで、《デキモノ》はだんだんカサブタみたくなってきて

 

 

 

やがて剥がれて消えました^^

 

 

 

最初と最後の状態は、前回の記事の通りです。

 

blog.akittojuui.com

 

 

 

 

《デキモノ》の発見から治療を開始して、明らかな効果が出てくるまでは2ヶ月弱、完全に消えるまでが約5ヶ月かかりました。

 

 

 

 

 

専門の方からすると私の治療はもしかしたら鼻で笑っちゃうようなものかもしれませんが、

 

 

たとえ漢方薬がピタッとその身体の状態と一致していなくても

 

 

いくつかの治療を組み合わせることで、ちゃんと体質は中庸(偏りのない状態)に近づき、体の機能が回復し、自己治癒力は復活するのですね。

 

 

そのことを私はちぢみんにも教えてもらいました。

 

 

私の実験台にされている我が家の犬達はいささかか気の毒ではありますが^^;

 

 

いつも感謝の気持ちでいっぱいです!!!

 

 

 

実は《デキモノ》のお話はもう1年も前のことで、ちぢみんはまた最近しんどい目に遭ってしまったんですね^^;

 

 

そのお話はまた近々させていただきますね!

 

 

では今日はこの辺で^^

最後までお読みいただきありがとうございましたmm

 

 

 

 

<ご注意>出てきた漢方薬は、あくまで専門的な知識を持って体質に合わせて吟味しています。これと同じことをやったからと言って必ずしも腫瘍が小さくなるとは限りませんので、ご家庭のペットに気軽に試すことは避けて下さい。

 

 

 

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